仲間ができて、パラレルキャリアの一歩を踏み出した

 

参加のきっかけ

第一子復職後、リーダー職に昇進させていただくも、今後のキャリアやありたい姿にモヤモヤを抱くようになりました。変化の激しい時代。自分も変化しないと生き残れないなと分かっていても、日常に忙殺され挑戦することに不安もありました。
 
また、仕事ではリーダー職とはいえ、大きな会社の現場の人事部に所属していたため、「会社や社員がハッピーになるはず!」と思って導入したい施策があっても、小さな施策1つすら導入するにも、道のりが長すぎて挑戦する前にあきらめていました。
それでも、周囲にちょっとでもよい影響を与えられないものかと悶々としていた頃、第二子の育休に入りました。
育休中にこのモヤモヤをなんとかしようと考えていたものの、いざ出産してみると、鬱々として全くやる気が起きません…とにかく、説明会にだけでも・・と自分を奮い立たせて説明会に参加したところ、集まったみなさんの前向きな雰囲気で即、参加を決めました(笑)
 

プログラムについて

プログラムが始まって良い意味で裏切られたのが、周囲を変えるための挑戦に取り組むのかと思いきや、最初はひたすら「内省」と「グループメンタリング」を繰り返すこと。これが本当に良かった! 自分の強み(=組織のインフラになれること)や「ありのまま」を大切にする価値観を再確認するとともに、得た学びを共有することで視野が広がり、過去最高に視座が高まりました
それも、心理的安全性を保ちながら、互いを高め合える貴重な仲間を得られたおかげです。特にチームメンバーは、いつしか家族のような存在に!こんな同志にも巡り会えて本当に幸せです!(会社にもこんなメンター制度があったらよいな)
何より変わったのは、あきらめる前に、小さな一歩でも、行動できる自分になったこと。というのも、プログラムを通じて、周囲に変化を起こすには、まずは自分自身が行動を起こす”Lead the Self”が必要、ということが自分の心に大きく響いたからです。
”Lead the Self”のためには、「Being-自分はどうありたいか-」つまり自分の内なる声を聴く、内省をすることが大切。そして、自分のありたい姿や大切にしたい価値観がわかったら、「Doing-行動-」を繰り返すことで、自分の本当にありたい姿に近づいていく。そうして近づいたありたい姿に、人がついてくる。それが、リーダーシップなのかな、と気づきました。
 

プログラムを終えて

実は、以前はリーダー職ではあるものの「リーダーシップ」って、少し遠く感じていました。でもこのプログラムで、リーダーシップが身近になり、こんな自分でもできるかもということに気づきました。そして、プログラム中にも子連れMBAの運営をお手伝いするなど、一歩踏み出すことができました。
ここで得た仲間と学び、経験をお守りに、”Lead the Self”を実践して、何事も自分事として取り組み、新たな挑戦をしていこうと、職場復帰がちょっぴり楽しみになりました。
特に、後輩たちには、「リーダーシップをとるって難しいことではなくて、大小はあれど、誰でもたぶんやっているし、こんなに自信のない私でもできるんだから、皆できますよ、やれてますよ」と伝えて、背中を押してあげたいなと思ってます。
アラフォーになり、自分の子供はもちろん、周囲のお荷物ではなく、何かしらよい影響を与えられる人物でありたいもの。これを実現するために、このプログラムが大きな転機になりました。
そして、モヤモヤに目をつぶるのではなく、一歩踏み出してこのプログラムの説明会に参加した自分に拍手したいです!