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ゆかさん 

京都信用金庫向けチェンジメーカー体験談 2022.4.8
 
結婚するまで実家暮らし、地元の金融機関に就職し転職経験なし。
11歳から1歳の3人の子育てをしながら、時短勤務をしています。
子連れMBAと出会い、メタ認知という魔法の眼鏡を獲得しわかったことは、、、
箱入り娘の箱は自分が勝手に作り出したものだった!という発見。
今までは他人(特に職場の人)にどう思われるか。変な人だと思われたくない。という意識があったことをメタ認知し、ずいぶん他人軸で生きてきたなぁと気づきました。
子連れMBAでは、安心安全の場で自分の意見を素直に話せる心地よさ、オンライン上でも仲間と意見交換し、自分の思考が深まり発展していく楽しさ、軽やかに行動することで事態は動いていくことの実感、コーチング等、この3ヶ月で少しづつ自分軸ができてきた感覚があります。例えるなら、フォグランプをつけて濃霧の道路を走るようにだんだん自分軸がみえてきた。そうそう、運転するのはこの私。リードザセルフです!
同じ職場以外の人と交流することで、今までいかに狭い視野で、凝り固まった思考だったか。(スマホ脳のようなニュアンスで)京信脳だった。とメタ認知しました。職場や地域、バックボーンの違う仲間との越境学習は、自分の輪郭がはっきりし自律している感覚が得られました。
組織論の講義も印象的でした。受講するまでは管理職でもない自分には組織論の必要性が感じられなかったのですが、いざ受講し仲間と意見交換するなかで、自分の職場を俯瞰してみることができるようになりました。
具体的には、当庫はピラミッド組織であり、そのメリット、デメリットを知ることができました。「大きな会社、歴史ある会社は同質化しやすい。」という言葉が印象的でした。その学びを踏まえて10年、20年後の京都信用金庫のあり方を考えたときに必要なことは、多様性だったり、本質的にお客様と接点をもつ方法を考えていく必要があると感じています。
また、リーダーシップのあり方についても認識が変わりました。今までは、ぐいぐい部下を引っ張っていくのがリーダーシップと思っていて、自分には無理だしリーダーになりたいとも思いませんでした。しかし、サーバントリーダーシップという言葉と出会い、明確なビジョンを持ちイキイキと行動する。そんな姿に自然とフォロワー=協力者(部下や仲間)が集まってくる。そんなフォロワーを支えるリーダーになりたい。という思いがあります。
当庫でも女性管理職は増えてきているものの、独身や子なしの方が多いのが現状だと思います。管理職になるか、子育てをとるか。といったイメージがあります。
自分自身、時短勤務をしている引け目を感じて昇格試験を諦めたり、参加したいプロジェクトや研修も諦めていましたが、時短勤務でもやりたいことを軽やかに行動する姿を後輩に示していくことで、後輩たちのロールモデルになれれば嬉しいです。
金融機関という職種特有のピラミッド型組織であるがゆえに、息苦しく感じている職員も少なからずいるのではないかと思います。また世代や個人のモチベーションも様々な環境ではあるが、職員一人一人がのびのびとイキイキとビジョンを持って働けるようなチーム作りができれば、お客様に寄り添った接客、お客様の期待値を超える感動を提供できる会社になると思います。